久しぶりの出張ヨガ教室にて。そっと打ち明けてくれた話

およそ1ヶ月ぶりのとある自治会さんでのヨガクラスでした。
ご近所の仲良しさんの集まりなのでしょうか、もう3年近く月2回ヨガ教室をさせてもらっています。

最高齢は90歳のマダム。
ダンスをされていたそうで、背筋が伸びているしお化粧もされててとても素敵です。

仲良しさんたちのご近所話を（誰のことかさっぱりわからないけど）フンフン聞くのも楽しいですね。

そのワイワイ賑やかに紛れて、ひとりの方がそっと『こんなこと言うのも恥ずかしいんだけど…』とご自身のお悩みを打ち明けてくれました。

妙齢の女性なら気になってくるあの問題。

『尿もれ』です。

プラシャンティトラディショナルヨガは老若男女問わず誰でもできる本格的なインドヨガ、ですので、日々色んな世代の方とヨガをしています。

数年前に20代から80代までの皆さんに教室でアンケートを取ったところ、全ての年代で尿もれの心配がある人がいることがわかりました。

原因として考えられるのはまずは運動不足、筋力不足です。

ヨガの呼吸法やポーズの練習をすることで骨盤底筋の働きを強くしたり、ホルモンのバランスをとることができます。

ヨガにはふんばる力 をつけるとっても効果的なテクニックが沢山あります。

ご相談いただいた方にも『それはヨガの得意分野ですよ。今日からレッスン内でも良いものを多めに取り入れましょうね！』とお伝えして、楽しく力強いレッスンになりました。

病院に行くほどでもない、でも日頃からのちょっと気になるお悩みに手が行き届くのが伝統的なヨガの素晴らしいところです。セラピーとして、医療の補完的な役割としてもヨガが重宝されます。

超高齢化社会に生きるシニア世代の方々にも、またもう少し若いうちからも、もっともっとヨガが広まることを願っています。

高齢者が生き生き朗らかな国って、成熟して素敵なように思います。