「アヒンサは、生きる知恵」日々の学びから
2025/02/13
「アヒンサは、生きる知恵」日々の学びから
ヨガの実践者にとって最も重要とされるアヒンサ/非暴力。
これは単に「物理的な暴力を振るわない」という意味だけでなく、言葉や思考においても他者を害さないことを含みます。
心と言葉と行為のすべてにおいて、慈悲と敬意をもって他者に接することを意味します。
アヒンサとは、単に「争わないこと」ではなく、「どう在るか」を問い続ける人生哲学のテーマであると思います。ヨガを教え、学び続ける中で、この言葉の意味が少しずつ深まってきました。
アヒンサを誤解している人は多いかもしれません。例えば、「傷つけてはいけない」と思うあまり、本当の気持ちを押し殺してしまう。
それはアヒンサでしょうか?
「本当のアヒンサは、あなた自身をも傷つけないこと。自分が苦しみながら成り立つ平和は、偽りの平和です」
アヒンサとは、ただ「争わない」ことではなく、「最善のバランスを見極める」こと。ときには「ノー」と言うことも、誠実なアヒンサの形なのです。
そうしていつしか、ヨガを深めるときっと、その「ノー」もなくなってきます。
屈託なく、全てオーケー。
善にも悪にも偏らない姿勢、というよりゆらゆらしている自分を客観視している状態。
それが自然であり、理想であると日々感じます。
私も考えなしに言葉を発して、他者に負担をかけたり傷つけてしまうこともあります。
そんな時は感情にただ操られているだけの余裕のなさに、未熟さに苦笑し、舞台で観客の機嫌をとるピエロを見ている気分。
自分だけの「正義が勝つ」ことも、「悪気がなければオーケー」でも、ありません。
アヒンサとは、単なる優しさではなく、誠実さと洞察をもって生きること。
これがなかなかむずかしいです。
自分にも相手のなかにも神サマを見るように生きる。リスペクトを持って生きるというのがきっと秘訣ですね。
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