瞑想は、自分を旅するsweetな時間です。

昨日の瞑想クラスにて、『瞑想ってsweetなんですよ』とお伝えしましたら、『ハテ？その言葉の意味するところは？』と参加された方から質問をくださいました。

例えば、明日が休みの日の寝る前。

例えば、ぺこぺこにお腹が減ってる時にありついたご飯のひとくちめ。

例えば、うんと小さい頃、お父さんやお母さんに抱かれて眠っているとき。

思い出してみてください。
何かのために生きてるとかこの店の料理はどこどこより美味しいとかまずいとか。評価をしたり、評価されることを怖れたり、そんなこと全く頭をよぎらず、誰に何の気兼もなく、それでいて世界から全肯定されているようなあの瞬間。

瞑想をしていくと、『わたし』を形作っていたラベルが剥がれていき、ラベルがすっかり落ちたところでそんな甘さを経験します。
『アーナンダ/歓喜の鞘』に入ります。

瞑想をして、心地が良かった、落ち着いた、満たされたなという経験はアーナンダに辿り着いたから。

この経験があると、瞑想が好きになります。

やがて、アーナンダからも出航するべきときが来るのですが。
甘い記憶は、ほんのり苦さもありますよね。

sweetな経験をたくさん積んでください。自分の内面へ向けての旅を続けると、船に乗ってるのも自分、船も自分、そして航海をしている海も自分やったんや、にきっと気がつきます。こころがタフになります。

面白いですよ。とても豊かな気づきです。

瞑想クラスはただガイドされて瞑想したり、やみくもに目を閉じる時間、というわけではなく、ご自身が日常的に安全に瞑想の練習に取り組んでいただけるよう、心の仕組みや瞑想のテクニックや実験的なことを沢山盛り込んでいます。

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