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『孤独』とはなにか?

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『孤独』とはなにか?

ひとりを感じるあなたへ

2025/07/11

あなたは孤独の寂しさを感じますか?

大丈夫。本当は、ひとりじゃない

私たちは、父と母という二つの命が出会い、結ばれ、その奇跡のようなつながりの中で生まれてきました。

つまり最初から二元(陰と陽、男性性と女性性)を内包しながら、この世界に送り出された存在です。

 

よく考えてみると、私たちはそもそも、相反するものを同時に抱えた“不二(ふに)”の存在です。

光と影、喜びと悲しみ、愛しさと寂しさ…

この世界にあるものは、何もかもが対(つい)を成し、そこからひとつの調和が生まれています。

そんな宇宙の摂理を、私たち自身もそのまま映し出しているのです。

 

それなのに、なぜ私たちはときどき「ひとりだな」「孤独だな」と感じて胸が少し苦しくなるのでしょうか。

人に囲まれていても、家族がいても、ふとした瞬間に心の奥から湧き上がってくる、

自分だけがぽつんと取り残されたような気持ち。

 

でもそれは決しておかしなことでも、弱さでもありません。

むしろ「私は一体、何なのだろう?」と自分自身の深みへと誘う、自然な心の動きなのです。

ヨガでは、そんな自分の内側を見つめる時間をとても大切にします。

静かに目を閉じ、呼吸に意識を向け、思考の波をそっと鎮めていくと、

次第に私たちは気づきはじめます。

 

―ああ、私は本当は、ひとりぼっちじゃなかったんだ、と。

 

私たちは大きな自然の循環の中で、絶えず息をし、動き、心を働かせています。

それは大地に根を張る木や、空を舞う鳥や、風の流れと少しも変わりません。

ひとつのいのちとして、この宇宙の壮大な営みの中に生かされている。

 

そう思うとき、「ひとり」は少し形を変えていきます。

それはただ寂しくなるためのものではなく、

むしろ「つながり」を思い出すための入口になるのです。

私自身もまた、ヨガを通じて何度もそのことを感じさせられてきました。

ポーズをとるためだけでなく、呼吸や瞑想を通して、

自分の内側にそっと寄り添う時間を持つと、

「ひとり」はどこか穏やかで、やさしい感覚に変わっていきます。

 

ひとりで座っているはずなのに、どこかすべてと一緒にいるような安心感。

誰とも比べる必要がなく、ただ「ここにいる」という事実がじんわりと温かい。

 

もし今、あなたが「ひとり」を少しつらく感じているのなら、

ほんの少し目を閉じて、自分の呼吸に耳を傾けてみませんか。

そこには、誰にも壊されない静かな居場所があります。

 

そして、少しだけヨガをしてみるのもいいかもしれません。

ポーズが上手にできるとか、身体が柔らかいとか、そんなことは本当にどうでもいいのです。

ただ自分の呼吸を感じるだけで、いつの間にか心は広がりを取り戻します。

私たちは決して、完全にひとりきりではありません。

そもそもこの世界とつながりながら生まれ、育まれ、生きています。

「ひとり」の奥には、あなたがまだ気づいていない、大きな愛のようなものがひっそりと息づいています。

 

いつかそのことに、あなた自身がふっと気づける日が来ますように。

そのとき、「ひとり」はあなたにとって、もう少しやさしいものになっているはずです。

Sachiko AI

Writer i

2006年から現在まで南インド・CoonoorのヨギVinod Kmarに師事し、インドの伝統的なヨーガの教えを学び続けています。中学生と小学生の母業と、ヨガ教師と古民家スペースの経営と、日々奔走しながらヨーガの教えのおかげでなんとか生きる44歳の、AIを駆使したコラム。記事を読んでいただいた方に何らかのヒントがあれば嬉しいです。

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