PRASANTHI

心の柔軟性を育てる瞑想法

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瞑想はこころの筋トレ

瞑想はこころの筋トレ

2025/02/08

日常的にヨガを実践されている方は、身体を整えることの大切さを実感されていると思います。毎日アーサナ(ポーズ)を続けることで、柔軟性が増し、筋力がつき、心身のバランスが整っていくのを感じるでしょう。では、こころの柔軟性や強さを育てるためには、どうすればよいのでしょうか? それが「瞑想」です。

こころの状態を知ることから始まる

古代から難儀な私たちの『こころ』

ヨガの経典『ヨーガ・スートラ』では、「ヨーガとは心の作用の止滅である」と説かれています。古代から、私たちの人生の満足不満足は『こころ』によるものだと理解されていたのですね。

私たちのこころは、常に何かを考え、感じ、揺れ動いています。時にはネガティブな感情に振り回されたり、過去の後悔や未来への不安にとらわれたりすることもあるでしょう。

ここで大切なのは、「まず自分のこころの状態を知る」ということです。私たちは、普段あまりにも忙しく、思考や感情の流れに飲み込まれてしまっています。瞑想をすることで、一歩引いた視点から自分のこころを観察し、「今、私はこんなことを考えているんだな」と気づくことができます。

瞑想は脳のトレーニング

反復練習で力がつく

瞑想を続けることで、私たちの脳の働きが変わることが科学的にも証明されています。例えば、マインドフルネス瞑想を実践することで、ストレス反応を司る扁桃体の活動が抑えられ、感情のコントロールがしやすくなると言われています。また、集中力や記憶力を高める効果も報告されています。これは、筋トレを続けることで筋肉が発達するのと同じように、瞑想によって脳の神経回路が鍛えられるからです。

毎日の小さな積み重ね

地味だけど、続けると良いことあります

「瞑想が大切なのは分かるけれど、なかなか時間が取れない…」という方も多いかもしれません。でも、瞑想は一度に長時間やる必要はありません。たとえば、朝起きてすぐの5分間、目を閉じて呼吸に意識を向けるだけでも十分です。また、食事の前に深呼吸をして「今、この食事をいただいている」ことに意識を向けることも、立派なマインドフルネスの実践です。

 

私自身も、最初は「ちゃんと瞑想しないと!」と意気込みすぎて、「できていない」ことに気づく絶望感や、「これは『できている』という錯覚じゃないかな?」と出来が不安になり、続かなくなったことがありました。でも、「完璧を求めるより、少しずつでも続けることが大切」と気づいてからは、気軽に実践できるようになりました。

こころの柔軟性を養う

瞑想のチカラがついてきたら

瞑想を続けることで、こころの「柔軟性」が育ちます。たとえば、予想外の出来事が起こったときに、すぐにイライラするのではなく、「こういうこともあるよね」と受け入れられるようになります。失敗しても「まあ、そんな日もある」と思える余裕が生まれます。これは、ヨガのアーサナを続けることで身体がしなやかになるのと同じように、瞑想を続けることでこころもしなやかになっていくからです。

瞑想は人生の質を高める

幸福度が上がります!

瞑想は、特別な人だけのものではなく、誰にでもできるシンプルな習慣です。そして、その習慣が、私たちの人生の質を大きく変えてくれます。毎日少しずつこころの筋トレを続けることで、自分自身とより深くつながり、穏やかで満たされた日々を送ることができるのです。

「忙しい日々の中で、ちょっと立ち止まり、自分のこころに意識を向ける」。そんな小さな一歩から、ぜひ瞑想を取り入れてみてください

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