足りないものを忘れる心の技
2025/02/01
もっと知らなきゃ、もっと頑張らなきゃ。そんな思いに追い立てられる日々の中で、ふと立ち止まることはありますか?
知足-サントーシャが教えるこの上ない満足
朝、スマホを開くと、ニュース、SNS、メール……次から次へと情報が流れ込んでくる。気がつけば、誰かの意見や流行、役に立つと言われる知識に飲み込まれ、心がざわざわしてしまう。
そんな経験はありませんか。
ヨガの教えに「サントーシャ(知足)」という言葉があります。
それは、「今ここにあるものに満足すること」。
なにかを諦めるのではなく、「すでに持っているものの豊かさに気づくこと」です。
足りないもの探しを、そっとお休みする
私たちはつい、「もっといい自分にならなきゃ」と思ってしまう。知識を増やし、スキルを磨き、素敵なものを手に入れる。それが幸せにつながると信じて、日々努力を重ねる…。
でも、いくら頑張っても「これで十分」と思える瞬間は、なかなか訪れません。手に入れるたびに、新しい「足りないもの」が目についてしまうから。
もし今、「何かが足りない」と思っているなら、一度だけ深呼吸してみます。
そして、こう問いかけてみてください。
「本当に、足りないのかな?」
温かいお茶を飲みながら静かな時間を過ごせること。
お気に入りの服を着て、心地よく一日を始められること。
大切な人の笑顔が、すぐそばにあること。
意識を向けると、私たちはすでにたくさんのものを持っていることに気づきます。
情報の波に流されないために
情報が溢れる時代に生きていると、知ることが目的になり、知らないことが不安になります。
でも、本当に大切なのは「たくさんの情報を持つこと」ではなく、「必要なものを選ぶ力」なのかもしれませんよ。
立ち止まる時間をつくる
1
スマホを置いて、何も見ずに過ごす時間をつくる。散歩をしたり、風の音を聞いたりするだけで、心は驚くほど静かになります。
「知ること」より「感じること」を大切にする
2
新しい知識を得ることも大切だけれど、それを「どう感じるか」を大事にしてみる。たとえば、本を読むとき、内容をすべて覚えようとするよりも、「この言葉、なんだか好き」と思う瞬間を味わうだけで十分。
もう満ちていることに気づく
3
「もっと頑張らなきゃ」と思ったときこそ、「すでに持っているもの」を思い出してみる。すると、焦りや不安がふっと軽くなることでしょう。
「今ここ」にある幸せを受け取る
情報の波に飲み込まれそうになるとき、サントーシャの教えはそっと私たちに語りかける。
「あなたはもう、十分に満ちているよ」
そう思えたなら、心はもっと軽やかに、世界はもっと優しく感じられるはず。
焦らなくても大丈夫。
足りないものを探すより、今ここにある幸せを、ゆっくり味わってみてください。
もっと知りたくなったら、ぜひPRASANTHI へお越しください。
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PRASANTHI
住所 : 大阪府和泉市父鬼町256 テテオニ内
電話番号 : 080-9472-3036(レッスン中は出られません)
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