子どもだって瞑想が必要!寺子屋テテオニ、小学生向けヨガクラス...
2025/01/29
子どもだって瞑想が必要!
寺子屋テテオニ、小学生向けヨガクラス
現代の子どもたちは、日々多くの刺激にさらされ、学校の授業や習い事、友達との関係などで、無意識のうちにストレスを感じています。そんな子どもたちにこそ、心を落ち着ける時間が必要です。寺子屋テテオニでは、遊びや学びの合間にヨガや瞑想を取り入れ、子どもたちが心身ともにリラックスできる時間を大切にしています。
寺子屋テテオニとは?
毎週、拠点となる古民家「テテオニ」は、夕方になると子どもたちが集まる『寺子屋テテオニ』に変わります。ここでは、小学生たちが放課後の時間をのびのびと過ごします。宿題をしたり、友達と遊んだり、おやつを食べたりと、まるで昔の寺子屋のような、温かくて安心できる場所です。そして、ここではそれだけではなく、ヨガや瞑想を取り入れ、心と体を整える時間も設けています。
近年、ヨガや瞑想は大人の健康法として注目されていますが、子どもたちにとっても大きなメリットがあります。学校生活や日常の中で、知らず知らずのうちに疲れたり、ストレスを感じたりしている子どもたちが、ヨガや瞑想を通して気持ちをリセットし、穏やかな心を育むことができるのです。
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夜だからこそできる『トラタカ』
寺子屋テテオニのヨガクラスでは、夜の時間を活かして『トラタカ』という瞑想法を取り入れています。トラタカとは、ろうそくの火をじっと見つめる瞑想法のことで、ヨガの修行の一つとして古くから伝わっています。
ろうそくの火を見つめる時間は、子どもたちにとっても特別なひととき。普段、テレビやスマートフォンなどの画面を見ていることが多い子どもたちですが、揺らめく炎をじっと見つめることで、自然と心が落ち着きます。「火を見るのが好き」「じっと見ていると気持ちが落ち着く」と、子どもたち自身がその効果を実感しています。
また、トラタカの時間になると、子どもたちは自然と準備を手伝ってくれるようになります。自分たちでろうそくを並べたり、部屋を暗くしたり、静かに座る準備を整えたり。こうした一つ一つの動作が、すでに心を落ち着かせる準備になっているのかもしれません。
トラタカの効果とは?
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トラタカには、さまざまな効果があります。
• 集中力を高める
ろうそくの火をじっと見つめることで、注意力が鍛えられ、集中力が向上します。これは、勉強や習い事に取り組む際にも役立ちます。
• 気持ちを鎮める
静かに火を見つめることで、心が落ち着き、リラックスした状態になります。不安や緊張が和らぎ、穏やかな気持ちで過ごせるようになります。
• 安らぎを得る
炎の揺らめきを眺めることで、自然と呼吸が深まり、副交感神経が優位になります。これにより、リラックスした状態へと導かれます。
• 視力の回復
目を酷使することが多い現代の子どもたちにとって、目の筋肉を使うトラタカは、視力回復や眼精疲労の軽減にも効果的です。
• 瞑想の導入として最適
瞑想が苦手な子どもでも、まずはトラタカから始めることで、自然と瞑想の世界に入りやすくなります。
静寂の時間を子どもたちと共に
子どもだって瞑想が必要!
トラタカの後は、何も言葉を発することがはばかられるような、深い静けさが訪れます。子どもたちの間に、自然と静かな空気が流れ、一人ひとりが心の内側に意識を向ける時間が生まれます。この静寂こそが、子どもたちにとって貴重な体験となるのです。
日常生活の中では、常に何かの音に囲まれています。学校では先生や友達の声が飛び交い、家ではテレビやゲームの音が響く。そんな環境の中で過ごしている子どもたちにとって、何も音がない「静けさ」を体験することは、とても新鮮なことなのです。
トラタカの後、しばらくしてから子どもたちがそっと穏やかにお友達と会話をはじめます。心が整い、リラックスできた証拠ですね。
子どもたちの成長を支える場所
寺子屋テテオニ
寺子屋テテオニでは、ただ宿題をするだけでなく、ただ遊ぶだけでもなく、子どもたちが心を整える時間を大切にしています。トラタカやヨガを通して、自分自身と向き合う力を養い、日々の生活の中でストレスを上手にコントロールできるようになることを目指しています。
子どもたちの成長は、学力だけでなく、心の安定や感受性の豊かさにも関わっています。寺子屋テテオニのヨガクラスを通じて、子どもたちがより健やかに、穏やかに日々を過ごせるように、これからも活動を続けていきます。
子どもも大人も、忙しい日常の中でほんの少し立ち止まり、自分と向き合う時間を大切にしてみませんか?